ぼくは栄養学をメインに扱っていますが、
ぶっちゃけピンと来ない人が多いと思います。
「栄養学学んでます!」と言われた所で、
「へえ。」で終わると思うんですよね。笑
「なんかよくわからないけど頑張ってるね!」
みたいな。
ただ、今回あなたには
それを超えてほしいと思っています。
ゆーまが栄養学に出会って、
下痢、腹痛、便秘、おならなどの
お腹の不調が根本改善できるんだ!
と確信を持てるだけの
可能性がそこにはありました。
なので今回は、
「栄養学で具体的に何ができるのか?」
について書いていこうと思います。
栄養学は超シンプルで本質的な健康法
早速とても重要なことを書きますが、
DNAの指示通りに体を作る。
これが健康になる一番簡単な方法です。
どういうことかと言うと、
ぼくらの細胞一つ一つにあるDNAには、
”健康な体”を作るための設計図が入っています。
つまり指示通りに作ることができれば、
みんな健康になる、ということです。
イメージとしては、
仕事のマニュアルみたいなものですね。
ぼくは以前回転寿司で
アルバイトをしていたのですが、
お寿司のネタを作るために
必ずマニュアルがありました。
サーモン→マヨネーズ→玉ねぎ
の順番で乗せるとかね。
これを、
サーモン→玉ねぎ→マヨネーズ
の順番であったり、
サーモン→マヨネーズ→玉ねぎ
玉ねぎは在庫切れだから乗せない。
そんなものは、お店で出せませんよね。
ただ、人間の体は商売ではありません。
指示通りに作れなくても、
在庫切れになっていても、
無理やり代替品を持ってきて
作ってしまいます。
その代替品とは何かというと、
体の別のところにあったものを分解して、
そこから持ってくるのです。
外から入ってきた栄養を使って
新鮮な新しい体を作るのではなく、
自分の体を一旦崩して、
古い材料で自分の体を作る。
ということをします。
そんなこんなで
どうにかしてしまうのですが、
栄養によってはそれが
できないものもあります。
その場合は、
代謝がそこで止まります。
太りやすくて痩せにくい人を
想像してみてください。
体にエネルギー源となる
脂肪は溜まっているはずなのに、
なぜ体力が無いのか?
なぜ痩せないのか?
これって栄養的に見たらシンプルで、
「脂肪を燃焼させるための栄養が足りないから燃やせない」
ということなのです。
ダイエットって世間的には
運動や食事制限などがよく言われますが、
そもそも脂肪を燃焼できるような、
DNAの指示通りに体を作らないと、
頑張っても痩せません。
これらのように、
DNAの指示通りに作れない。
という状況が続いてしまうと、
徐々に不調が出てきます。
- 疲れやすい
- お腹が弱い
- 髪が細くてちぎれる
- 肌が荒れやすい
- 冷え性
- 消化不良
- 気候変動に弱い
- 免疫力が下がる
- etc…
設計図どおり作るために必要なのが、
「栄養」
なんですね。
栄養学に何ができるの?
まず最初に重要なこととして、
ぼくらの体は食べたもの(栄養)
からできています。
食べたものから脳や筋肉、手足、
内蔵、ホルモンなど全てが作られています。
だから、
それら全ての材料となる栄養が超大事!!!
なわけです。
頭が良くなる・仕事のパフォーマンスが上がる
やる気・思考力・集中力が高まります。
学生時代にこれを知ってたら、
もっと学力伸ばせたんだろうなと思いますね。
これらの効果は、
神経伝達物質のドーパミンに
よって得られます。
このドーパミンの材料が、
- 必須アミノ酸のフェニルアラニン
- アミノ酸のチロシン
たんぱく質を摂ればどちらも摂取できます。
あとは生成に関わるものとして、
- 葉酸
- 鉄
- ナイアシン
- ビタミンB6
などが関係してきます。
勉強を頑張ったり、
仕事をバリバリしていきたいなら、
まずたんぱく質が必要ということ。
逆にたんぱく質不足だとドーパミン不足になり、
やる気・思考力・集中力が低くなります。
ドーパミンを出そうと思っても、
材料が足りなければ作れません(当然ですよね)。
運動や仕事などでの疲労回復力を高める
筋肉や神経の酷使、
エネルギーの消費により体は疲労します。
体を修復し、エネルギーを生み出すにも栄養素が必要で、
疲れた筋肉や神経を修復する
疲労回復効果を高める栄養素としては、
- たんぱく質
- ビタミンB群
- ビタミンC
- マグネシウム
- etc…
これらの栄養素が関わってきます。
よく「にんにくは疲労回復に良い」などと言われますが、
それはにんにくに含まれる「アリシン」という物質が、
ビタミンB1の働きを高めてくれるからです。
そしてここ重要なのですが、
疲労回復には栄養が必要なので、
寝てれば回復するというわけではありません。
体を修復する材料となる栄養をたっぷり摂るからこそ、
寝ているときに体は回復できます。
なので、寝ても回復しないときは
栄養不足を疑ってみてください。
体力が増える、疲れにくくなる
疲労回復のためにエネルギーを
生み出すことが必要と書きましたが、
これを意識することで体力が増えます。
今疲れやすく、
自分は体力がないと感じている場合、
栄養不足によってエネルギーを
作れていないだけかもしれません。
たんぱく質、ビタミンB群、ビタミンC、マグネシウム、鉄、etc…
エネルギーを作るためにこれらの栄養素が必要で、
これが足りていなければ、
体の中でエネルギーを作ろうと思っても
材料が足りないため作れなくなってしまいます。
特に気をつけたいのがたんぱく質。
ここが不足するとビタミン・ミネラルが
ほとんど無駄になってしまいます。
ビタミン・ミネラルは、
たんぱく質を助ける働きをしています。
たんぱく質が十分あるからこそ、
力を発揮できる栄養素なんですね。
だからまずたんぱく質を満たしましょう。
ここが健康への第一歩です!
精神状態が安定する
イライラしやすい、落ち込みやすい、
不安、攻撃的になるなど。
精神が不安定なときは先ほどのドーパミンのような
神経伝達物質のバランスが
悪くなっていることが考えられます。
特に神経伝達物質のセロトニンが不足すると
うつやパニック障害になると言われているのですが、
この神経伝達物質もドーパミンと
同じく材料はたんぱく質です。
さらに、
- 葉酸
- 鉄
- ナイアシン
- ビタミンB6
などが生成に必要です。
たんぱく質やビタミン・ミネラルを
満たすことで精神が安定するのです。
栄養ってすごいですよね。
女性の生理痛、PMSなどを和らげる
ホルモンバランスの乱れが原因とされていますが、
当然女性ホルモンも栄養からできています。
ホルモンバランスや
ホルモンの体への影響を整えるために、
マグネシウムなどの栄養が必要になります。
ちなみに生理前に起こるPMSに関しては、
「PMSの主原因はマグネシウム不足だ!」
という研究者もいるくらい重要な栄養素です。
この動画で摂取方法など解説しています↓
IBSなどお腹の不調への影響
過敏性腸症候群の症状としては、
- 緊張やストレスで腹痛や下痢が起こる
- 普段から下痢や便秘など、便通異常がある
- 腹部膨満感やおならの量が多い
などの症状がありますが、
これらも同じく栄養が関わっています。
- たんぱく質不足で胃腸の働きが低下
- 甘い物好きなど砂糖の摂りすぎで他の栄養素が不足する
- マグネシウムなどの不足によって緊張やストレスに弱くなる
- オメガ3脂肪酸の不足で炎症が起こりやすくなる
- etc…
ぼくは栄養学を学んでいるときに、
「これってお腹の不調を根本改善できる知識なのでは・・・?」
と気づいて感動しました。
栄養と体の仕組みが理解できれば、
今は原因不明と呼ばれる過敏性腸症候群でも、
お腹の不調という不具合があったとしても、
「DNAのの指示通りに体を作る」
ということを淡々と実践していたら
改善するんじゃないのか?
そう思って取り組んでいったら、
見事に下痢や腹痛、おならなどの
お腹の不調が改善していきました。
その方法をRegainというコミュニティの
会員さんにも紹介したら、
それぞれ症状も環境も違うのに、
みるみるうちにお腹の不調が改善していきました。
ぼくはこれからも栄養の力を信じて、
お腹の不調を根本改善する方法を
伝えていきます。
あなたの持つ不調も栄養で改善できるかも?
僕らの体は食べたものからできています。
だからこそ何か不調があるなら、
材料となる栄養が足りないのではないか?
という視点を持つことで改善策が見えてきます。
ゆーまが栄養学を学ぼうと思ったのも、
ここまで体と栄養が密接に関わっているなら、
お腹の不調も改善できるはず!と思えたから。
長く悩んできた原因不明の不調ほど、
新しい視点として栄養不足を検討すると
道が拓けるかもしれません。
「栄養学?ふーん。」
と僕自身思ってたからこそ、
これまで栄養学の可能性に気づけませんでした。
しかし、高校までで習ったレベルの、
「DNAには人体の設計図が書かれている。」
「人は食べたものからできている」
という知識を深めていけば、
無限の可能性が広がっています。
自分の性格やメンタル、健康面に悩みがあれば、
ほぼ全て栄養が絡んでいると
言っても過言ではありません。
その悩みを解決するために、
栄養学に触れてみてくれたらぼくは嬉しいです。
栄養学について、
お腹の不調改善について興味があれば
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自分の体で何が起こっているのかが分かり、
お腹の不調で悩むことが減っていくはずです(^^)
こんにちは。
栄養腸活コーチとして過敏性腸症候群などの体の不調を改善しているユウマです。
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