過敏性腸症候群のきっかけ5選

ゆーま
 

こんにちは。

栄養学を実践して過敏性腸症候群などの体の不調を改善しているゆーまです。

僕の詳しいプロフィールはこちら


過敏性腸症候群の症状で悩んでいる人は
日本に1700万人いると言われています。

その多くの方が、

  • 下痢
  • 便秘
  • 腹痛
  • 腹鳴
  • おなら
  • お腹の張り
  • etc…


などの症状で悩んでいます。


しかし、
改善法には目を向けるものの、
自分がIBSになったきっかけ、
原因にまで目を向けられる人は
意外と少ないです。


これを知らないままだと、

今でもその原因となることをやり続けて
そのせいで症状が悪化し続けていたり、

治療をしていてもそれが邪魔をして

いつまで経っても改善しないということも。


IBSになるには確実に原因があるので、

原因が分かることで無駄な時間や
お金をかけなくて済むし、

改善の優先順位も分かるので
より短期間でIBSを改善できるようになります。

自分のIBSのきっかけを知り、
IBS改善の最適解を導き出していきましょう。


IBSのきっかけになりやすい5つのこと

過敏性腸症候群のきっかけとして、
特に可能性の高い5つを紹介していきます。


甘いもの・加工食品とりすぎ


振り返ると、ゆーまがIBSで悩み始めた
高校時代は最悪でした。


毎日、学校から帰ってきたら
お菓子を食べていました。


朝食はほぼ毎日菓子パン。
間食でも家にあれば菓子パン。


成長期に必要な栄養が摂れず、
不要なものばかり体に入れていたなと、
今では後悔していますね。


抗生物質の飲みすぎ


抗生物質自体は、
必要なときにはとても良い効果を
発揮するものです。


しかし実は、本来は必要ない所で
過剰に使われていたりして、

メリットよりも副作用の方が
大きくなってしまっている場合もあります。


抗生物質は腸内環境にとっては爆弾投下と同じで、
善玉菌や悪玉菌関係なく殺菌します。


これを続けることによって腸内環境が荒れ、
IBSに限らずSIBOやカンジダなど、

お腹の不調がどんどん悪化してしまうのです。


ストレス

仕事や人間関係が主な要因ですが、
実は甘いもの摂りすぎなどの
乱れた食生活もストレスになります。

時間をかけて積み重なることで、
どこかで体が耐えきれなくなり
ポキっと折れてしまう。


こうなってしまうと、
復帰するためにはかなりの栄養と
時間が必要になるので、

できるだけ早く気づいて、
改善を始めたほうが良いです。


感染性胃腸炎

胃腸炎によって腸内環境が荒れることで
回復後にIBSになることがあります。


2000年5月にカナダの
ウォーカートンという
田舎町で起きた話があります。


その街を、季節外れの豪雨が襲いました。

嵐が過ぎ去ったあと、住民数百人が
謎の病に倒れてしまいます。

  • 胃腸炎
  • 血のまじる下痢


などの症状があり、詳しく調べてみると、
街の上水道がO157に
汚染されていたことがわかったそうです。


水源を調査したところ、
水道会社が、塩素消毒装置が
壊れたのを放置していて、

豪雨が来て農地の牛糞などの
肥料を含んだ水が上水道に流れたとのこと。
(考えるだけで恐ろしい)


これにより、
2週間でウォーカートンの
人口5000人のうち、
半数がO157に感染したそうです。



しかし、話はこれで終わりませんでした。


上水道はすぐに浄化されましたが、
その後も大勢の人が
お腹の不調に苦しんだそうです。

2年が過ぎても住民の三分の一が
激しい腹痛と下痢に苦しみ続け、

さらにその半数は、
8年経ってもまだ治っていなかったといいます。


これが感染後過敏性腸症候群です。


自律神経失調症


現在ゆーまの公式LINEで配布している
IBS大解剖セミナーで詳しく解説していますが、

IBSの原因として根本的には
自律神経の乱れがあるので、
自律神経失調症からIBSになる事例も当然あります。


特に自律神経と栄養状態は
お互いが密接に関係しているので、

栄養状態が悪ければ自律神経。

自律神経が悪ければ栄養状態も乱れます。

どちらか片方というよりも、
お腹の不調を改善するために必要な
全ての要素を一気に解決していくのが、
お腹の不調改善においては重要なポイントになります。


発生原因から改善の軸を立てる


IBSの原因は3つあります。

  • 栄養状態の改善
  • 自律神経の改善
  • 腸内環境の改善


この3つの軸から考えることで
先ほど紹介した5つが原因の
IBSは改善していくことができます。

甘いもの、加工食品とりすぎの場合


こういう場合は、
まず栄養状態の改善から始めるのがマストです。

甘いもの、加工食品のとりすぎによって
体内の栄養バランスが崩れていることが多いので、
食生活を見直して栄養不足を解消していきましょう。


その際、ご飯はただ食べればいい、
というものではありません。

白米は玄米から精製することで
栄養バランスが崩れてしまいますが、

同じく砂糖や小麦が使われるお菓子も
同じように体内の栄養バランスを崩します。


ここであなたに聞きたいのが、

「崩れた栄養バランスを立て直すことをしていますか?」

↑ここがめちゃくちゃ重要。

甘いものや添加物、精製された糖質などの
バランスの崩れる食生活を何年も送っていると、

見えない栄養不足が進んで

「質的栄養失調」

と呼ばれる状態になってしまいます。


カロリーなどの量的な栄養ではなく、
たんぱく質や脂質、ビタミン・ミネラルなどの
質的な栄養失調が現代では大多数に見られます。


栄養について学ぶと初めて分かるのですが、
IBSの場合もそうではない場合でも、
現代の9割の人は栄養不足を持っていると
言っても過言ではありません。


みんな、質的栄養失調です。


この栄養不足を解消して体の仕組みを整えれば、
お腹の不調はどんどん改善していきます!


抗生物質飲み過ぎの場合


短期なら荒れた腸内環境の改善を行います。

いわゆる「腸活」と呼ばれるやつですね。

ちなみに抗生物質を1回飲むだけでも
元通りに近い腸内環境を取り戻すのに4週間。

飲む前の状態に戻すには半年かかると言われています。

腸活は長期で取り組む前提を持っていてください。


長期で服用している場合は栄養状態の改善が先


時間が経つと腸内環境の乱れもひどくなり、
体内の栄養も消耗していて改善に時間がかかります。


荒れ果てた腸内環境を無知なまま改善しようとすると、
細菌の毒素で体が先にやられてしまうリスクもあります。
(実際にゆーまも、1ヶ月寝込んだ経験があります)


まずは栄養状態を改善して体を元気にして、
腸内環境改善の負荷に耐えられる状態で
少しずつ腸内環境を改善していくのがおすすめです!


ストレスの場合


薄々分かっていると思いますが、
一番はストレス源から離れる。

これが一番効果があります。


それ以外で対策するのであれば、
ストレスに耐えられるように
栄養状態を改善、強化するといいです。

あとはストレス発散するための
趣味や運動なども良いですね。

人は食べたもの(栄養)からできています。

当然ストレスへの強さも、
体内の栄養状態で決まります。

ストレスが増えれば増えるほど栄養の消費も増えます。

運動する人がたくさんご飯を食べるのと同じです。

消費が増えるときは、それに見合った量が必要なのです。


IBSなどで悩んでいる場合は、
すでに栄養状態は良くない可能性が高いです。

ストレスによって栄養が消費されてしまい、
体の仕組みが栄養不足によって
回らなくなってしまっています。

不足した栄養を満たして、
体の仕組みを整えていきましょう!


一番良くないこと


ストレスが原因で食事の質が落ちること。
実はこれが一番良くないです。
(忙しかったりして難しいとは思いますが)


時間がないからといって
コンビニ弁当や惣菜になると危険信号です。

栄養不足が加速してストレスに耐えられなくなり、
精神的に病んでしまう可能性が高くなります。

いま精神的に辛くても、
最低限食事の質は死守してくださいね。


感染性胃腸炎の場合


腸内環境の改善をメインに取り組みつつ、
栄養状態も意識すると良いです。

感染症になると体内の免疫細胞が超働きます。

つまり、体を守るために栄養もかなり消費するんですね。


基本方針は荒れた腸内環境の改善が大事ですが、
免疫機能を高めるために
栄養状態も意識するとさらに良いです。


自律神経失調症の場合


要因が色々あって難しいですが、
基本は栄養状態の改善がおすすめです。

もし、自律神経失調症になった原因が
明確に分かるのであれば
そちらの改善を優先してください。

自律神経失調症というのは、
どちらかというと原因というより結果です。

ストレスや食生活などから自律神経失調症になり、
そこから体の仕組みがどんどん回らなくなって
IBSなどのお腹の不調が出てきてしまいます。

この場合、目の前の症状に惑わされずに、
根本的な原因にアプローチしていく必要があります。


根本的に改善するなら組み合わせる


それぞれ解説してきましたが、
基本的にIBSの原因は
1つではないことのほうが多いです。


複合的な要素が組み合わさって
IBSという症状が出てくるので、
トータルでの体質改善に取り組むのが最短距離になります。


栄養状態、自律神経、腸内環境は
お互いに繋がっていて栄養を及ぼし合っているので、
どれか一つではなくそれぞれを
改善することで効率よくIBSの改善ができます。


さらにその軸として
最初に取り組むのにおすすめなのが栄養状態です。

栄養状態が自律神経にも腸内環境にも影響し、
さらにその影響もかなり大きいので、
ここを先に攻略しておくことで改善が楽になります。


直接的に不調改善にもつながるし、
健康を維持するための土台作りにもなるのでおすすめ。


IBSの根本的な改善方法については
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