SIBO(小腸内細菌異常増殖症)とは?症状やIBSとの関係について徹底解説

SIBO
ゆーま
 

こんにちは。

栄養学を実践して過敏性腸症候群などの体の不調を改善しているゆーまです。

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今回の記事は、
お腹の不調を感じている人、
IBS(過敏性腸症候群)の人も必見です!

  • 電車に乗っていると突然便意が来てしんどくなる
  • 教室や職場にいるときにお腹にガスが溜まって苦しい
  • 短時間で何度もトイレに行くので周りの目が気になる
  • お腹のことばかり気になって神経をすり減らしている


このような症状で悩んでいる場合は
お役に立てると思います。


特にIBSの人はSIBOが
深く関わっている可能性が高いので、
自分の体の中で何が起きているのかを学んで
改善に役立てていきましょう!


SIBOとはなにか?


早速内容に入っていきますが、

SIBOは小腸内細菌異常増殖症

と言います。


人間の腸の仕組みとしてはまず、
人の腸は小腸と大腸に分かれています。

ざっくり解説すると、

  • 小腸は栄養を吸収するところ
  • 大腸は水分を吸収したり腸内細菌が活躍するところ

と覚えるとOKです。


本来、腸内細菌はほとんどが大腸に存在します。

腸活などでよく言われる「腸」というのは、
大腸を指していることがほとんどです。


逆に、小腸は役割として
栄養を吸収するのと同時に
細菌やウイルスの侵入を防ぐ必要があるため、

免疫細胞が多く、
腸内細菌は大腸に比べるとかなり少ないです。


では、小腸に細菌が増殖する
SIBOになるとどうなるのか?

本来は少ないはずの小腸に腸内細菌が増えることで、
栄養を吸収する前に腸内細菌に横取りされてしまい、
分解して大量のガスを発生させてしまいます。



ちなみにSIBOに該当する”増える”というのは、
小腸の細菌が通常の10倍以上を表します。

おならやお腹の張りというのは
生理現象でもありますが、
SIBOになるとその量が単純計算で
10倍に増えるということなのです。


恐ろしいですよね。。。


また、SIBOはIBSとも関係があり
いろいろな調査がされていますが、

IBSと診断されたうちの最大85%
SIBOだったという報告もあります。



なので、もし自分が
「IBSかな?」「SIBOかな?」
と思っているのであれば、

両方を改善できる方法に
取り組むのが効率良いのでおすすめです。


SIBOの症状


SIBOの主な症状は、

  • 下痢
  • 腹痛
  • 便秘
  • おなら
  • 腹部膨満感
  • 頭痛
  • ゲップ
  • 胸焼け
  • 吐き気・逆流感
  • etc…




そして、SIBOがあるんじゃないかな?
と疑われるような症状としては、

  • ニキビ
  • アレルギー、慢性食物過敏症
  • 口臭
  • 歯周病
  • ブレインフォグ
  • 不安感
  • すぐに空腹感を感じる
  • 関節痛
  • 痩せにくい
  • 体重減少
  • etc…


などがあります。


小腸に細菌が増殖するだけで、
こんなにも体に影響が起きてしまいます。

現状の症状だけでも辛いですが、
これらの症状が長期化していく
リスクも恐ろしいですね。


SIBOの原因


SIBOの原因は色々ありますが、
今回は特に影響が大きい
3つを紹介したいと思います。


腸の蠕動運動の低下


腸が食べ物を移動させるときの動きのことを
蠕動運動と言いますが、

この働きは消化吸収だけではなく、
不要な細菌やウイルスも押し出していのです。


この働きが低下することで、
細菌が腸に定着して増えていってしまいます。


消化機能の低下


胃酸や胆汁などの消化物質の低下も、
SIBOの主な原因の一つです。


これらの働きや分泌が低下することで、
細菌やウイルスをきちんと殺菌できずに
増えやすい状況になってしまいます。


薬剤の使用


薬剤の働きによって、
腸の蠕動運動や消化機能が低下して
腸内に細菌が増えやすくなります。

安易に体の仕組みを止めるような
薬を使ってしまうと、
長期的な体へのリスクが出てきてしまいますね。


SIBOを改善するには?


もし自分が「IBSかな?」と思っているのであれば、
SIBOも改善できるように動いていくのがおすすめです。

なぜなら先ほども話したように、
最大85%はSIBOだからです。

ほぼ同じなので、どっちか迷って
片方ずつ改善するよりも、
両方にアプローチできる方法に
取り組むのが一番効率が良いです。


SIBO改善に必要な要素としては、

  • 栄養状態の改善
  • 自律神経の改善
  • 腸内環境の改善


この3つですね。
IBSを改善するときと同じです。


ちなみに、取り組む優先順位としては、
栄養状態の改善から行うのがおすすめです。


なぜなら栄養状態は自律神経や
腸内環境にも大きく影響を与えていて、

ここの改善に先に取り組むことで症状も楽になるし、

自律神経や腸内環境の改善も
低リスクで行うことができるからです。



安易に整腸剤や腸活に取り組むと
悪化してしまうのがSIBOなので、
優先順位は間違えないようにしてください!


お腹の不調を根本から改善しよう


SIBOの原因からも分かるように、
腸の蠕動運動や消化機能などの低下、
つまり体の仕組みがうまく働かないことで
結果としてお腹に不調が出てきます。


なのでIBSやSIBOを根本改善するために
崩れた体の仕組みを整えていきましょう。


体の仕組みを整える方法は色々ありますが、
IBS・SIBOを改善するために必要な要素に関しては

公式LINEで「IBS大解剖セミナー」という動画を
紹介しているので興味があれば登録してみてください。

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今回の記事を読んだあなたなら、
IBS改善のために必要なことがすんなり理解できて、
数ヶ月後にはかなり症状が落ち着いているでしょう。

お腹の不調なんかにあなたの人生を
振り回されてはいけません。

あなたはもっとあなたらしく、
自由に好きな人と好きなことをして
生きて良いのです(^^)


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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