IBSのガス漏れで悩んでいる場合に
大きな原因の一つとしてあるのが、
糖質過多です。
ガス漏れ改善をしていくなら、
日常生活で摂取する糖質の量を
減らす必要があります。
ぼく自身、
高校時代に毎日お菓子を食べまくっていたのが
ガス漏れする体質になってしまった原因です。
しかしそうは言っても、
「糖質を摂るな!」
というとめちゃくちゃ大変ですよね。
実は糖質には種類があり、
真っ先に減らすものとそうでないものがあるので、
体の仕組みを元に避けるべき糖質の優先順位を
解説していきます。
吸収の早い糖質ほど体へのダメージが大きい
真っ先に避けるべき糖質というのは、
「食べてから吸収されるまでが早い糖質」
のことです。
ぼくらの胃腸は消化の過程で、
大きくて複雑な構造をした栄養素を
小さく分解していきます。
例えば、たんぱく質とかまさにそうです。
たんぱく質は元々はアミノ酸の集合体なので、
胃腸の消化酵素によって分解されていくと、
アミノ酸としてバラバラにされます。
なのでぼくらの体は
たんぱく質を吸収しているのではなく、
アミノ酸を吸収しているわけですね。
※ちなみにこの分解がうまく行かないと
おならが臭くなります
肉やプロテインでおならが臭くなる原因と2つの解決方法
同じように糖質にも、
色々くっついていて分解する必要がある糖質と、
すぐに吸収される糖質などの種類があります。
だから糖質を摂る場合は、
吸収が早いものを避けて、
吸収に時間がかかる複雑なものを
できるだけ摂るようにしましょう。
吸収の早い糖質と遅い糖質の見分け方
単糖類や多糖類などの言葉を
聞いたことはあるでしょうか?
これは糖がどれだけくっついているかを元に
分けられているものです。
単糖類:ブドウ糖、果糖など
二糖類:砂糖(ショ糖)、麦芽糖、乳糖など
多糖類:デンプン、デキストリン、グリコーゲンなど
果糖や砂糖は誰もが知っていると思いますが、
これらの糖は体内への吸収が早く、
お米に含まれるデンプンに比べると
体へのダメージが大きいです。
ちなみにでんぷんは
ブドウ糖がくっついてできているので、
消化までにそのブドウ糖を一つ一つ
分解する必要があって吸収が遅れます。
お米をよく噛んで食べたときに
甘みを感じる、というのは、
おそらく噛むことでブドウ糖の結合が
離れていくからだと思います(^^)
ですのでまずは、
単糖類、二糖類の糖質を避けるのが
楽に糖質制限を行うコツです!
お菓子や清涼飲料水をまずは減らしていこう
今回は体の仕組みから
糖質の選び方について解説しましたが、
簡単に言えばお菓子やジュースを減らすのが
効果絶大なのでおすすめです。
吸収が早くて体へのダメージが大きいものは
だいたいお菓子やジュースなんですよね・・・。
美味しいしたくさん食べてしまうのはわかりますが、
それ以上にガス漏れを気にせず
人と接することができる生活の方が
僕は幸せだと思うので、
ガス漏れ改善のために
減らしていきましょう!
PS.
ガス漏れ改善のために何するべきか?
については公式LINEで
「IBS大解剖セミナー」
というのをプレゼントしているので
ぜひ視聴してみてください!
こんにちは。
栄養腸活コーチとして過敏性腸症候群などの体の不調を改善しているユウマです。
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