3月からIBS改善に取り組み始めて、
2ヶ月後の5月時点で
かなりIBSの症状が落ち着きました。
これまでぼくを一番苦しめてきた、
「人がたくさんいる、緊張する場面でお腹が痛くなったりガスが溜まったり吐き気がしてしまう症状」
というのがほとんどなくなりました。
ちょっと不思議な感覚です。
これまでは緊張すると体がガチガチになって
腸の動きがおかしくなってお腹を下したり
ガスでお腹が張ってたりして
人と会うのが辛かったのですが、
今は緊張していることは認識しても、
それに対して体は何も反応しません。
「今話してる人すごい人だし緊張するな。けどどこかリラックスしている自分がいるなあ。」
という気持ちで会話してます。笑
「そのままSIBOも改善して
なんでも気にせず食べられるようになりたい!」
と思っていたところで、
先日行ってきた血液検査の結果が出て
ショックを受けました・・・
それがタイトルにもある
「鉄不足」
の発覚です。
血液検査を受けたら鉄不足が発覚しました
せっかくなので、
今回のぼくの血液検査の結果を
発表してしまいますね。笑
それがこちら↓
「結果値」
と書かれているのが今回の数値です。
H・・・基準値より高い
L・・・基準値より低い
どちらも基準値の外なので体に良くはない。
一番右端には前回の数値が書いてます。
ちなみに前回の数値の時は
まじで死にかけていました。笑
ASTの基準値が最大40に対して
ぼくの結果は”290”ですからね。
誰がみてもやばいと思うはずです。笑
ご飯を食べても胃に溜まって後から吐くし
寝ようにも動悸で4時くらいまで寝られないし
朝起きたくても起きれず13時まで動けないし
だるすぎて1日中横になるしかできないし
お風呂に入るのもしんどすぎて入れないし
etc…
という地獄のような日々を過ごしました。
今回は一つLがあるだけで
その他は全て基準値内なので、
一言でいうと
「完全復活!」
ですね!
お医者さんからも
「もう大丈夫そうですね。顔色もいいですし(^^)」
とのことだったのでこの件は一件落着です。
しかし!!!
個人的には結構ショックでした。
写真の赤丸にある
「フェリチン」
という数値を見てください。
82と出ていますね。
これはなんの数値かと言うと、
体に貯蔵されている鉄の量です。
健康診断では
「ヘモグロビン」
の数値が鉄の指標となりますが、
本当に大事なのはフェリチンです。
不足時の影響が大きすぎる鉄の話
鉄をお金に例えると、
- ヘモグロビン:財布のお金
- フェリチン:銀行口座のお金
と言い換えることができ、
フェリチンが足りないと言うことは、
銀行口座にお金がないことと一緒なのです。
誰でも分かる、ピンチですよね。笑
冷静に物事を考えるのも難しく、
些細なことでも気になったり
イライラしてしまうような、
ストレスフルな生活を送ることになります。
そして今書いたことはまさに、
鉄不足の症状そのもの。
鉄が不足すると起こること↓
・イライラしやすい、集中力低下、神経過敏、些細なことが気になる
・立ちくらみ、めまい、耳鳴り、偏頭痛
・節々の痛み、(関節、筋肉)、腰痛
・喉の違和感(喉が詰まる)
・冷え性
・朝なかなか起きられない、疲れ
・出血(アザ)、コラーゲン劣化(肌、髪、爪、シミ)、ニキビ、肌荒れ
・不妊
・ストレスレッグス症候群(RLS=むずむず脚症候群)
・やたらと氷をガリガリ食べる
鉄はエネルギー生産に関わる重要なミネラルで
体内での役割もかなり多く、
ここが足りなくなると
体の仕組みは一気にもろくなり、
体力も落ちてしまいます。
当てはまるものがあれば
血液検査に行って
フェリチンを測ってみてくださいね!
診断結果的には基準値内とはなってますが、
ぼくがこれまで学んできた範囲だと、
「男性の大人であれば150〜200は必要である」
と言われている部分なのです。
つまり、ぼくは半分以下しかありません。笑
(女性も最低100は欲しい)
基準値は「13〜277」とされていますが、
実際は50以下は欠乏状態です。
いくら基準値内と言われても、
上記のような症状が出たら
絶対足りてないですから。笑
僕の場合、上記の項目で言うと、
- 冷え性
- イライラしやすい
- ニキビ
- 喉の違和感
- 些細なことが気になる
- めまい
- 朝なかなか起きられない
これらの症状は過去~現在にかけて
経験したことあるんですよね・・・。
完全に鉄不足です。笑
これまで鉄を意識して摂ろうと
思ったことがなかったので、
栄養学に出会わなければ
一生不調を抱えたまま生きてましたね。
本当に出会ってよかった。
今は鉄が満たされることで
自分の体がどう変化するのか
めちゃくちゃ楽しみです!!
ちなみに鉄不足は一般的に、
男性よりも女性の方が圧倒的になりやすいです。
理由は簡単で、
毎月の生理で出血して鉄を失うから。
あと鉄は赤身のお肉にたくさん含まれてますが、
女性は男性ほどお肉を食べないので、
食生活的にも鉄分が不足しやすいです。
ぼくの普段の情報発信では
たんぱく質を摂れとよく言ってますが、
たんぱく質以外の栄養素でも
お肉は優秀なのでいっぱい食べてください!
鉄不足は肉を食べつつサプリで解消していく
現在ぼくが鉄不足の解消で
取り組んでいることを書くと、
- 赤身のお肉を意識して食べる
- 鉄サプリを1日50mg前後摂る
- 3ヶ月に1回血液検査を受ける
こういう感じで改善していこうと思ってます。
といっても肉に期待せず
ほぼサプリがメインです。笑
鉄不足に関して改善法は色々ありますが、
短期間で結果を出したいと思ったら
やはりサプリが最初にきます。
1日50mgはどうやっても
食事では摂れないので。笑
しかし鉄は過剰症のリスクもあるので、
あなたがサプリで大量摂取する場合は
必ず血液検査を受けて数値を把握してください。
体の仕組みを学ぶのも必須です。
ぼくは知識は提供できますが責任取れませんし、
健康は自分で手に入れるものなので、
きちんと知識をつけてから始めましょう。
ぼく自身、知識がなかったせいで
1ヶ月間体調不良で死にそうになりましたが、
誰かのせいにしたことはありません。
自分の行動に責任を持って、
自分の体を健康にしていってください(^^)
「検査するまででは無いけど、
何か鉄分補給する方法があればやってみたい!」
という場合は、
スープを作る時に
このような鉄玉を入れるのがおすすめ。
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これくらいだと量的にも
鉄過剰になりにくいですし、
毎日気軽に鉄補給ができるので
ぜひ使ってみてください。
ぼくも味噌汁を作る時に使ってます。笑
ゆーまが鉄不足なだけなので誰でも闇雲にやるものではない
IBS以外にも不調ってたくさんありますし、
鉄不足って体に与える影響が大きいので
きっかけの一つとして紹介しました。
今回紹介した鉄不足の例で
複数当てはまる場合は
鉄不足の可能性があるので、
血液検査でフェリチンを測ってみるのはありです。
知識をつけて実際にやってみると、
自分の体について詳しくなれるので
それだけでもかなり面白いですよ(^^)
ぼくは今はとにかく
自分の栄養不足が見つかったので
めちゃくちゃワクワクしています。笑
不調に敏感なので、
それが改善されて生きやすくなると考えたら
楽しみでしかないです。
一生をともにする体なので、
健康で過ごせるように栄養学学ぶのは
かなりコスパ高くておすすめですよ!
こんにちは。
栄養腸活コーチとして過敏性腸症候群などの体の不調を改善しているユウマです。
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