過敏性腸症候群は
「ストレスが原因」
とされていますが、
実際はどうだと思いますか？
ストレスの原因さえ無くしてしまえば
もうお腹の不調に悩まされることなく
普通に生きていくことはできるのでしょうか？
ぼくは高校時代におなかの不調に悩まされ、
「ストレスのない生活がしたい！」
と思って実際にその生活をしてみました。
そんなぼくが、
当時を振り返ってみたいと思います。
ストレス0にしたけど全然治らなかった
先延ばしする必要もないので
先に言ってしまいますが、
「ストレスフリーな生活を送っても過敏性腸症候群は改善しない」
というのがぼくの答えです。
ぼくがストレスフリーにするために
何をしたのかというと、
自分でネットを使って起業し、
1人で生きていけるようにしました。
もともとコミュ障で自分に自信がなく、
社会不適合者だと思っていたので、
「誰にも迷惑かけずに1人で生きよう」
と思ったのがきっかけです。
まあこれら全ての原因は
過敏性腸症候群だったんですけどね。笑
（詳しくはこの記事で書いてます↓）
お腹の不調で10年以上苦しみ、総額600万以上使い人生に抗い続けたゆーまのプロフィール
「1人で生きる」と決めてからは
大学をすぐに休学して、
毎日必死に仕事していました。
その結果半年くらいで社会人の月収、
１年後には事業が安定してきたので、
実家を出て彼女と同棲しながら
ストレスフリーな生活を開始。
これまでは小中高と絶え間なく
平日は学校に行かないといけないし、
毎日教室という狭い空間で
周りを気を張って生きてきました。
それが全てなくなったのです。
自分で生活費を稼げたので
バイトもやめました。
ほとんど誰とも会わず、
家で１人、毎日ちょこっと仕事して、
本を読んで、動画を見て、ジムに行って、
家事をする日々を送りました。
ぼくとしてはほぼストレス０の生活。
なのに。
過敏性腸症候群は以前と変わらず
ぼくを苦しめ続けました。
懇親会に参加したら食欲なくして吐き気で苦しんだ
ストレスフリーな生活を
手に入れましたが、
基本的にすごく暇でした。
友達は学校だし彼女も仕事なので、
僕は毎日家で１人時間を持て余し
超絶だらだらした生活。
ストレスフリーだけど退屈すぎたので、
ビジネス関連のイベントがあれば
積極的に参加していました。
しかし、何度参加しても
毎回同じような症状に
悩まされるんですよね。
過去のトラウマの再来。誰かと生きていくのはやっぱ無理なのか・・・
人に会わずストレスフリーな
生活を送っていたわけなので、
お腹の不調のことは
ほとんど忘れて生活していました。
そんな中懇親会に参加すると、
なぜか毎回こんな症状が出るんですよね。
- 懇親会当日に限って食欲がなくなる
- 食べたものがどんどん胃に溜まっていく
- 胃がすぐにパンパンになって苦しい
- 食べるのも飲むのもあまりできない
- 胃に空気が溜まって喉を圧迫してくる
- ゲップができないのでどうしたらいいか分からない
- 耐えられなくなってトイレで吐こうとする
- 胃の空気だけが吐き出される
- etc…
毎回ですよ、毎回。
一番印象に残っているのが2019年の12月で、
ぼくが起業する際にお世話になった方の
セミナーと懇親会に参加したときでした。
その時は前夜祭として参加者の一部で
先に集まってプチ懇親会をしたのですが、
もう全然食欲がわかず食べるのが辛い。
飲み物を飲んでいたらお腹が冷えて、
胃が苦しくなってくる。
12月で寒かったので鼻水も出てて、
しかも鼻ではなく喉の方に流れるので
それを呑み込んでいたら胃に溜まり、
どんどん苦しさが増していく。
結果的に懇親会中は何も起きずに
解散できましたが、帰りの電車が
これまで生きてきて一番つらかったです。
人多くて座れないのでつり革を握り、
胃が空気でパンパンになってて
油断した瞬間吐くというレベルでしたが、
深呼吸してひたすら我慢していました。
1分1秒も油断できない中、
電車に10分ほど揺られ続ける・・・
深呼吸したり逆に息を止めたり、
どうにか人前で吐かないことを願って
できることをしまくりました。
しかしこんなときに限って
一切おならは出ないというね・・・
吐くより100億倍マシなんだけど。。。
結局我慢したまま
ホテルのある駅に到着し、
歩いてホテルに向かいました。
一緒に彼女もいたのですが、
僕の顔色が死んでいたのでことの重大さは
伝わっていたと思います。笑
「ホテルに着いたら横になって安静にしよう！」
と思ってその気力だけで
我慢して耐えてきましたが、
ホテルのエレベーター前で我慢できず。
彼女と他の部屋の人とでエレベーターを待っている中、
突然ぼくは彼女に何も言わず、
トイレに向かって走り出しました。
彼女も一緒に待っていた誰かも
かなりびっくりしたと思います。
しかし、そんなことを
気にしてられないくらい
限界に達していました。
ギリッギリで多機能トイレに駆け込み、
そこで胃の空気を出せるだけ出して、
20分ほど深呼吸したり息止めたり。
落ち着いたところで彼女にLINEして、
「もう大丈夫」と思えたところで
自分の部屋に戻りました。
今でも鮮明に覚えているレベルで
しんどかった記憶です。
ストレスフリー生活をしてから、
自分のお腹のことを考えることが
激減していたのでショックでした。
「俺は誰かと生きていくことを許されないのか・・・」
とめちゃくちゃ凹みました。
一番しんどかったのはこのときでしたが、
これ以外の懇親会でも毎回、
トイレで胃の空気を出すということは
やっていました。
- 家で一人で暇をし続ける人生か
- 誰かと関われるけど毎回体の不調で苦しむのか
この二択しかないんだと思ったときは
ただただ絶望しました。
どうしていいか本当にわからん。。。
ぼくはこういう体験をしていたので、
ストレスを減らしたところで、
お腹の不調から逃れることはできないと
身を持って実感しました。
ストレスを0にしてもほぼ無意味。体を変えるほうが100倍簡単
これまでのぼくの話からわかるように、
お腹の不調はストレスを減らしても
あまり効果はないです。
そしてこれは、
他のストレスが原因と言われている
体の不調に対しても
同じことが言えると思います。
一生1人で生きていくならいいかもですが、
まず起業しないといけないし、
途中で絶対寂しくなるので無理です。
それよりもぼくは、
栄養学を学び、体の仕組みを理解し、
ストレスに強い体を作ることが
解決方法として最適だと断言します。
ストレスが原因と言われる不調って、
「受けるストレスが強いことではなく、ストレスに耐えられないくらい体が弱っていることが原因」
ということを知らない人が多いです。
カロリーは足りているかもしれませんが、
それ以外の栄養素が足りていないと
それは栄養不足ということになります。
最近は「新型栄養失調」
という言葉も出てきていますが、
摂取カロリーは足りているのに、タンパク質やビタミン、ミネラルといった特定の栄養素が不足してしまいます。そういう状態が「新型栄養失調」といわれているのです。
過敏性腸症候群の症状も
この栄養不足から発生しています。
だからストレスを減らしても、
新型栄養失調を改善できなければ
いつまで経っても症状は続くわけです。
ぼくはここを理解したので、
ストレスを減らすではなく栄養を摂ることで、
過敏性腸症候群の症状が
どんどん治まっていっています。
最近はこういう記事をあげられるくらいは
ストレスに強くなれたと思います。笑
【検証】緊張に弱かった僕が１人で回らないお寿司を食べに行ったらお腹を壊すのかやってみた
根本的に
過敏性腸症候群を改善したいなら、
体の仕組みを学ぶといいですよ。
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こんにちは。
栄養腸活コーチとして過敏性腸症候群などの体の不調を改善しているユウマです。
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