低FODMAP食はガス漏れに効果があるのか?

ガス漏れ
ユウマ
 

こんにちは。

栄養腸活コーチとして過敏性腸症候群などの体の不調を改善しているユウマです。

僕の詳しいプロフィールはこちら

 

公式LINEでこんな質問をいただきました。

 

ということで今回は、

低FODMAP食のガス漏れへの

効果について書いていきます。

 

 

これを知らずに低FODMAPを始めると、

  • 思ってたような効果が得られない
  • いつまで続けたら良いの?
  • 食事制限が厳しすぎる

と言ってガス漏れ改善で

挫折してしまう可能性があります。

 

 

そうならないためにも今回の記事を読んで、

低FODMAPのメリット・デメリットを知り、

低FODMAP食をIBS改善に有効活用していきましょう!

 

低FODMAP食にガス漏れを減らす効果はあります

 

早速結論ですが、

仕組み的に低FODMAP食には

ガス漏れを減らす効果はあります。

 

 

ここで一度、低FODOMAPについて

ざっくり解説しますね。

 

低FODMAPというのは発酵性の糖質を意味していて、

F fermentable 発酵性の糖質
O oligosaccharides オリゴ糖(フルクタン、ガラクトオリゴ糖)
D disaccharides 二糖類(ラクトース)
M monosaccharides 単糖類(フルクトース)
A And
P polyols  ポリオール(ソルビトール、マンニトール、イソマルト、キシリトール、グリセロール)

これらの頭文字をとって

FODMAPと読んでいるわけですね。

 

発酵性の糖質というのは超ざっくり言うと、

「腸でガスが発生しやすい糖質」ということです。

 

 

そしてガスが発生しやすい糖質というのは、

人間の体で分解がしづらく、

主に腸内細菌が分解する糖質のこと。

これを高FODMAPといいます。

 

 

逆のガスが発生しにくい糖質のことを

低FODMAPと呼び、

ガスの量を減らす食事を低FODMAP食と言います。

 

 

 

まとめると、

低FODMAP食にすることで

腸内で発生するガスの量が減るので、

ガス漏れを減らす効果が期待できます。

 

低FODMAP食の弱点

 

低FODMAP食はシンプルに

ガスの発生源を減らすということなので、

お腹のガスの悩みを解消できる効果があります。

 

 

しかしこれには弱点があります。

 

何かというと、

  1. 食事制限が難しい
  2. ガスが発生しやすい腸を改善できる効果はない

ということ。

 

一つずつ解説していきますね。

 

食事制限が厳しい

 

低FODMAP食品の一覧を見てみるとわかりますが、

食品の分類が多すぎて意識するのが

めちゃくちゃ大変で疲れます。。。

 

 

実際にぼくの読者さんに聞いてみても、

色々考えるのがめんどくさくて

辞めてしまったという方も多いです。

 

 

食べたいものを食べられないのもありますし、

さらに継続していると栄養が偏るので、

長期間実践することもできません。

 

 

長期間の実践はできないにもかかわらず

体はFODMAPに反応してしまうので、

低FODMAP食を辞めてしまうと

結局ガスの悩みが復活してしまうんですよね。

 

 

効果としては一時的な症状を抑える程度で、

継続もできないのでIBSの改善法というには

ちょっと弱いんじゃないかと思っています。

 

ガスが発生しやすい腸を改善できる効果はない

 

これはぼくが体の仕組みを勉強していて

気づいたことなのですが、

 

FODMAPという概念は、

「お腹の不調で悩んでいる人はそもそもなぜ他の人と違ってガスが発生しやすいのか?」

という根本的なところにアプローチしていないんです。

 

 

あなたは体質的にガスが発生しやすいから、

「ガスが発生しやすい食品は避けましょうね、そうすればガスは減りますよ。」

で終わってしまっています。

 

 

でも実際にIBSで悩んでいる人は、

生まれたときからガス漏れしていたわけではありません。

 

なにかタイミングがあって、

そこからガス漏れで悩むようになったはずです。

 

 

ということは、

何かしらガス漏れが発生しやすくなる

要因があったということ。

 

 

この根本部分を改善しないと、

延々と低FODMAPの食事制限が続き、

低FODMAPをしている間は症状が軽減し、

やめると症状が戻ってくるというループを

永遠に繰り返すことになります。

 

最初はみんな好きなものを食べられた

 

IBSで悩むようになるまで、

好きなものを好きなように食べられたんです。

 

だからぼくとしては、

その状態にできるだけ近づけることが

理想として一番良い状態だと思います。

 

 

そこを目指すために、

ぼくは低FODMAPなどの対症療法ではなく、

「腸そのもの」を改善するために、

”体の仕組みを整える”ことを意識して学びました。

 

 

健康な状態であれば、

みんな好きなものを食べても

お腹の不調で悩むことなんか無いわけですから。

 

 

0から体の仕組みの整え方を学び、

実践していく中でそれは夢物語ではなく

現実となっていきました。

 

 

他の記事や公式LINEなどで

「体の仕組みの整え方」を学んだ方が

IBSを改善したという嬉しい報告を見ることができるので、

興味があれば読んでみてください。

緊張してもガスがコントロールできるようになり電車の不安がほぼ無くなった医学部生Sさんの話

【IBS克服】おならで悩み、家族でお出かけできなかった主婦のEさんがRegainに参加した結果

 

 

現代のストレスや乱れた栄養状態から

体の仕組みのを整えていき、

本来のあなたを取り戻していきましょう!

 

IBSを改善した先にやりたいことはなんですか?

 

低FODMAPでガス漏れが減って満足するならそれでもOKです。

 

しかしぼくは好きなものを好きに食べたいので、

そう考えると自分の体が色々なものを

食べられる状態にしていく必要があります。

 

 

体が本来の働きを取り戻して、

高FODMAPなどもきちんと消化できる状態を作り、

下痢や便秘、腹痛やおならという

異常事態が起こらない体を取り戻す。

 

 

ここをイメージして行動した結果、

ぼくは栄養学にたどり着いて、

他ではほとんど語られていない

栄養学でのIBS改善ルートを構築していきました。

 

 

世の中の常識に縛られずに、

「自分はどうなりたいか?」

を明確にして行動すると、

あなたにとっての最善の手法が見つかるはずです。

 

 

自分の目的に合わせて、

適切な手段を選んでいきましょう!

 

 

栄養でお腹の不調を克服する方法を公式LINEで配信中

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です