これ読者さんから頂いた質問なのですが、
「たんぱく質摂ったり低FODMAPやったりして食生活を改善しているのですが、もしどか食いしてしまったらこれまでの努力は無駄になりますか?」
これで不安になる方って結構いるんじゃないかと思います。
ということで今回は、
- 実際のところどうなのか?
- IBS改善に必要な考え方
- 努力の方向性について
書いていきたいと思います。
ストレスでどか食い、これまでの努力は・・・
はい、無駄にはなりません。
まずこれまでどか食いばかりしていたなら、
少しでも自分の未来を良くしようと思って
IBS改善のための行動ができたわけなので
それはとても素晴らしいことです。
改善の一歩を踏み出しています。
「1週間、1ヶ月続いたけど、今日は我慢できずにどか食いしてしまった・・・」
という場合もめちゃくちゃすごいことです。
1週間、1ヶ月続けるってそれなりに
覚悟を決めないとできることではありませんからね。
まずはできなかったことよりも、
改善しようと、自分の人生を良くしようと
少しでも行動できた自分を労ってあげてください。
何もしなかった頃よりは
確実に改善に近づいています(^^)
良くも悪くも体の変化は時間がかかる
ぼくが普段から発信しているように、
体の仕組みを整えていくことで
IBSは根本改善していくことができます。
ただ、人間の細胞が入れ替わるのには
時間がかかるんですね。
ぼくがいう根本改善とは、
細胞レベルで体の状態をよくすることで、
本来持っているお腹の働きを取り戻し、
下痢や便秘、腹痛やおならという
異常事態が起きにくくなることを言います。
細胞レベルで良くしていくので、
どうしても細胞が入れ替わるための
ある程度の時間が必要です。
IBSの根本原因の一つは栄養不足ですが、
この栄養不足はほとんどの人が数十年積み重なり
今の体の状態になっています。
それをこれから解消していこうとすると、
それなりに時間はかかることは
想像に難しくないと思います。
(とは言っても1~2年あれば十分ですが)
人間の体は長い生活習慣の積み重ねで今があるので、
今日1日どか食いをしたからと言って、
それが今後数十年続くような大きな変化に
なってしまうことはほとんどありません。
3歩進んで2歩下がっても1歩進んでるからOKマインド
IBS改善は早いに越したことはないですが、
自分の失敗を重く捉えてしまう場合は、
自分自身に対するハードルを下げてあげて、
「3歩進んでるから2歩下がってもOK」
というマインドで行動するといいです。
結局今のままだと、
- お腹のガスで恥ずかしい思いをしたり
- 腹痛や下痢で辛く苦しい思いをしたり
という状態が続いてしまうわけです。
しかしあなたは今、
この状況を変えようと行動しているわけですよね?
何もしないよりも将来のためにお腹の不調を改善して
みんなと同じようにお腹の不調を気にすることなく
生活できる可能性は確実に上がっています。
それってめちゃくちゃ素晴らしくないですか?
2歩下がったとしても、確実に改善に向かっています。
だから諦めずにIBS改善を進めていきましょう。
毎日の積み重ねがあなたの未来を変えていきます(^^)
努力の方向性を間違えなければ誰でもIBS改善できる
最後に伝えたいこととして、
努力の方向性は間違えないでほしいです。
めちゃくちゃ努力しているのに、
方向性がずれていてIBS改善が進んでいない人が
実はかなり多いんです。
ぼくはそれを見ていて、
「ここに力を注げばもっと早く改善するのに・・・」
と思うことがたくさんあります。
IBSは自律神経の不調です。
全ての行動は自律神経の改善につながっています。
自律神経は多くの働きがあるので、
IBSを改善する流れで他の不調も改善していきます。
IBSの症状だけ良くする方が難しいです。
つまり、改善していてお腹的には変化がなくても、
「自律神経的に見て良くなっているか?」
ここをしっかり見ていく必要があります。
これを無視すると効果が得られなくなるので、
自分で体の仕組みについて学び、
自律神経を整えていきましょう!
こんにちは。
栄養腸活コーチとして過敏性腸症候群などの体の不調を改善しているユウマです。
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