実はIBSで悩んでいて、
「もうガス漏れするの嫌だ。」
「漏れた瞬間人権なくなってしんどい。」
「マジで早く治ってほしい・・・」
と思いながら、IBSが悪化するものを
食べている方が結構いるんですよね。
さらにそれに気づいていたとしても、
「どうしても食べたくなって食べちゃう・・・」
という人も多いです。
IBSの改善では、
足りない栄養素を満たす以上に
不要なものを食べないことが大事です。
また、体の仕組みを知らないことで、
不要なものを食べては罪悪感で
自己嫌悪するループから
抜け出せなくなってしまいます。
感情や気合や根性でIBSを改善するのは
非常に難しいのですが、
体の仕組みを理解することで
めっちゃ簡単に解決します。
IBSを改善したいなら、
体の仕組みを学んでください。
一生役に立ちますから(^^)
動画で見たい場合はこちらからどうぞ↓
ガス溜まりを改善したいなら絶対に食べてはいけない3つの食品
IBSは腸の不調なわけですが、
そこにダイレクトに刺激を与えて
ガス溜まりの原因になってしまう
3つの食品はこちらです。
- 小麦製品
- 乳製品
- お菓子、ジュース
一つずつ解説していきますね。
小麦製品
美味しいものにはだいたい入ってますよね・・・
- たこ焼き
- お好み焼き
- クレープ
- パンケーキ
- 天ぷら
- マフィン
- ケーキ
- バームクーヘン
- パン
- ラーメン
- うどん
- パスタ
- ピザ
- etc…
今思い浮かんだものだけでもこれだけ。笑
小麦には「グルテン」という
たんぱく質が含まれていて、
この物質が消化されにくく、
腸を荒らす原因になります。
さらに消化されにくいたんぱく質は
腸の悪玉菌によって分解されるので、
おならの臭いも強烈です。
そしておそらくIBSがある場合は
体感として感じていると思いますが、
めちゃくちゃガスも発生します。
もし今ガスで悩んでいる場合、
1週間小麦を避けてみるだけでも
効果があるので試してみてください。
乳製品
乳製品もめっちゃ使われてますよね。
- ケーキ
- 牛乳
- チーズ
- ヨーグルト
- パンケーキ
- グラタン
- タピオカミルクティー
- カフェオレ
- ミルクココア
- ピザ
- etc…
小麦と一緒に使われやすいので、
そうなるとIBSへの影響は大きいですね。
乳製品に含まれる「カゼイン」という
たんぱく質があるのですが、
これも小麦のグルテンと同じように
分解されにくく腸を荒らします。
ちなみに牛乳やヨーグルトの場合は、
「乳糖」という糖質も
ガスを発生させやすいので
お腹の不調を抱える人にはかなり辛いです。
ガスも発生するし腸が荒れて
お腹を壊したり散々な目に合います。
ちなみにぼくは一時期
プロテインを牛乳割りで
飲みまくっていたのですが、
当時は週4リットル牛乳を飲んでました。笑
当然毎日下痢です。
何度トイレに行っても下痢しか出ません。
1日に何度も下痢でトイレに行くので、
お尻がヒリヒリして大変でした。
当時は何も栄養の知識がなかったので、
今考えると恐ろしいですね・・・
当然ですが、ぼくと同じように
プロテインを牛乳割りで飲むのはNGです。
プロテインは水で割りましょう。
(アーモンドミルクもあり)
お菓子、ジュース
こちらもガスの原因になりますね。
砂糖が多ければ多いほど
ガスの影響も大きくなります。
またお菓子に関しては
ほぼ小麦か乳製品が入っているので
ここまで見たあなたはすぐ分かるはずです。
問題はジュース。
よくダイエット系の飲み物で
「カロリー0!」などと言われますが、
飲むと甘いのになぜ
カロリー0なのか分かりますか?
甘いけどカロリー0というのは、
”人間の体で消化・吸収されないから”
カロリー0なのです。
そして人間の体で消化・吸収できないということは・・・
腸内細菌が分解するので、
当然ガスが発生します。
あと腸も荒らすので気をつけてください。
基本的にお菓子やジュースで
健康に良いことはほぼありませんので、
IBSを改善するならまず避けましょう。
ちなみにぼくは高校時代、
学校から帰宅したらすぐにお菓子をあさり
チョコフレークを一人で一袋食べていたので、
IBSは当然だなと今では納得してます。笑
おならが気になって人と関われないという
重い代償をこれでもかと受け取ったので、
今はもう以前のように
お菓子を食べようとは思いません。
体の仕組みも理解したので、
甘いものへの欲求もなくなりました。
さてここからは、
これまで紹介した3つの食品を摂らないための
食欲を抑える方法について書きます。
たんぱく質と脂質を増やして食欲を抑えよう
IBSになる人の共通点は、
これまで紹介した3つの食品を
とにかく摂りすぎです。
全部食べまくっていたぼくは
当然IBSになります。笑
そしてこれは、
摂れば摂るほど依存して、
どんどん欲しくなるんですよね。
諸説ありますが、
グルテンやカゼインには
麻薬のような依存性があると言われています。
問題はこのグルテンが、体内でポリペプチド混合物というたんぱく質に分解されることです。昨今、アメリカの国立衛生研究所(NIH)のクリスティン・ジオドロ博士らの研究によって、このポリペプチド混合物は、脳に有害な物質が入らないように、脳と脳以外を流れる血液を隔てるフィルター「血液脳関門」を突破してしまうことがわかりました。
この小麦ポリペプチドは、血液脳関門を通過した後、脳のモルヒネ受容体と結びつき、麻薬と同等の中毒症状を引き起こすことが判明しています。
なので、自分で意識して理性で
食生活を変えていかないといけません。
そこで食欲を抑える簡単な方法が、
”たんぱく質と脂質を意識して摂る”
という方法です。
食欲におけるたんぱく質の効果
この仕組みはすごくシンプルでして、
僕らの体はたんぱく質でできています。
しかしたんぱく質不足になると
エネルギーを作る効率が落ち、
体が本能的にエネルギーに変わりやすい
糖質に依存していくのです。
なので、
「どうしても甘いものがやめられない」
というのはあなたの意思が弱いのではなく、
体が本能的に求めているので
気合や根性で我慢するほうが難しいです。
プロテインを飲んだり肉や卵、魚を食べて、
まずはたんぱく質を満たしていきましょう。
そうすれば自然と糖質への欲は減り、
食欲やガスの量も減っていきます。
食欲における脂質の効果
脂質はシンプルに満腹中枢を刺激するので、
間食が多くてお菓子などを食べちゃう場合は
脂質を意識して摂ってみてください。
おすすめはオイルを活用することです。
ぼく自身も実際に使っているのが、
- MCTオイル
- ココナッツ・オイル
この2つです。
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脂質は消化吸収がゆっくりなので、
めちゃくちゃ腹持ちも良いです。
朝ごはんにパンを食べて
午前中に空腹とガスで悩むくらいなら、
MCTオイルやココナッツ・オイルを摂って
腹持ち良くガスも出ない状態にしましょう。
食欲をコントロールして自分に必要な栄養素だけを効率的に摂ろう
小麦、乳製品、お菓子やジュースは
IBSの症状を確実に悪化させます。
もしお腹の不調を克服したいなら、
これらの摂取量を減らし、
たんぱく質や脂質を積極的に摂って
糖質依存から脱却しましょう。
IBSの改善法に関するさらに詳しい話は
公式LINEでレポートなどで配布しているので、
興味があれば下の画像から登録してください。
それでは!
こんにちは。
栄養腸活コーチとして過敏性腸症候群などの体の不調を改善しているユウマです。
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