ぼくは2021年の2月の約1ヶ月間、
立ち上がるのもしんどいくらいに
体が動きませんでした。
そのときに感じたのが、
ああ、いつどんなときでもまずは健康第一なんだな
ということです。
この2月の1ヶ月間ぼくは、
- 仕事はほぼ手を付けられず
- 外出することもできず
- 誰かと遊ぶこともできず
- 自分で料理することもままならず
- 毎日お風呂に入ることもできず
- 1日のほとんどの寝て過ごす
という人生初の体験をしました。
まだ20代なんですけど。笑
本当に辛かったですね。
しかし一つ良かったことがあって、
これって年齢関係なく、
何歳でもどんなタイミングでも
体調を崩せばこういう状態になり、
何もできなくなるんだ。
ということを身を持って体感できました。
人生のどこかで今後こんなことが
起こる可能性があるなら、
正しい栄養の知識を身に着けて今のうちに
「健康は自分で管理しよう」
と強く決意できました。
ぼくは自分の人生の選択肢を広げるために
起業してお金を稼いだり
心理学を学んで幸せについて考えたりと
沢山勉強してきましたが、
このタイミングでいちばん重要な
”健康”について考えることができて
本当に良かったなと思います。
ガチの体調不良ってどういう感じか
想像もつかないと思いますので、
これから書いていきますね。
まず立ち上がれない。風呂に2日入れないのがザラな生活
ぼくが体調を崩したのは1月の後半。
よく買い物している近くのスーパーで
半額のステーキ肉を購入し、
それを夕飯にして食べ終わったあと。
強烈な腹痛と怠さが体を襲った。
なんでか全然わからないけど、
とにかく気持ち悪い。
頭がくらくらするし、
食べたものがお腹にいるのが分かる。
「いつ消化されるんだろう・・・」
と思っても、全然動きがない。
その日は半額の肉が悪かったんだと思い、
仕方がないから風呂に入って早めに寝た。
しかし、その後1週間経っても
体調は一向に良くならなかった。
良くならないどころか、
めちゃくちゃ悪化した。
まず、夜寝られない。
これは本当にびっくりするけど、
心臓がバクバクして寝られない。
緊張しているときのように、
眠りたいのに心臓のバクバクという
音が聞こえるので、
全然寝付くことができない。
布団をかぶって安静にして
ずーーーっと横になっているが、
全く寝付けないのでスマホで時間確認。
”4時10分”
1時くらいには布団に入ったのに、
かれこれ3時間も心臓の
バクバクした音を聞いていた。
いつも何時に寝られたのか分からなかった。
夜寝られないので、
当然朝も起きられない。
2月は頑張っても13時過ぎにしか
起きられなかった。
起きようにも
体が重すぎて起きられないので、
2度寝3度寝を繰り返して
13時を超える。
朝は体調がなぜか回復するので
少しだけご飯を食べたり
家の中を歩くくらいはできる。
しかし夜になると、
何もしなくてもだんだん胃が
重くなっていく感覚があり、
胃の不快感で気持ち悪くなる。
いつもぼくがご飯を作っているので
彼女のためにもご飯を作らないといけない。
でも作る気力がなさすぎてしんどい。
ということで、
ぼくが元気なうちに外で食べることにして、
17時位に中華料理屋さんで担々麺を食べた。
すると、なんと5時間後に吐くのだ。
ご飯を食べるときは普通に完食。
しかし、体の感覚としては
井の中に食べ物がずっと残っている
ような不快感が残る。
そして23時位になると、
呑気症の症状である空気を
呑み込んでしまい胃が膨れ、
気持ち悪くなってトイレにダッシュ。
食後5時間経って胃で消化できておらず
吐くわけだからどう見ても異常事態。
こんな経験、過去になかった。
そんな状態になると当然、
仕事はできない
彼女の相手もできない
遊びに行くこともできない
何もできない
しかもネガティブなことばかり
思い浮かんでしまって辛い。
「彼女が仕事に行っている途中で事故にあってしまったらどうしよう。今の俺にはなんにもできない。」
と、起こってもないことに対して
自己否定していました。
1週間も2週間も体調が改善しないので、
「俺はもう一生このまま生きていくしか無いんじゃ・・・」
と不安にもなりました。
もう元気だった頃の
自分の姿を想像することすら
できませんでした。
たった1~2週間の間に
体も精神もボロボロ。
風呂に入ることすらしんどくて、
1日2日風呂に入らずに
そのまま寝ていました。
お風呂場に行けない。
自分で服を脱げない。
冬で寒さに晒される。
風呂に入るハードルが高くて
めちゃくちゃ大変でしたね。
ぼくがずっと寝ていて
何もできないことも影響して、
彼女も精神的に病んでしまっていました。
あのまま続いていたら
今頃どうなっていただろう、
と考えたら恐ろしすぎます。
仕事とか人間関係とか色々あるけど、まずは自分、まずは健康
ようやく2月の後半から復帰しはじめて、
病院行って状況を把握できたので、
無事復活することができました。
もう二度とあんな状態にはなりたくないです。
彼女にもこういう心配させたくないし、
あのときは本当に”欲求が死んでました”。
- 仕事したい
- 外に出かけたい
- ゲームしたい
- アニメを見たい
- 美味しいものを食べたい
- etc…
などの欲求が、
すべて消えるのです。
正直怖かったですね。
「何もする気が起きない」
恐怖。
何もする気が起きないので、
「なんのために生きてるんだろう・・・」
と思いながら、
夜になると心臓バクバクで
胃に不快感を感じながら
朝を迎える生活。
目の前が真っ暗でした。
これまで仕事をもっと頑張ろう!
と思って頑張ってきていましたが、
その時は完全に手が止まりました。
そして仕事も遊びを全力で楽しむために
頑張っていたのですが、
その遊びすらやる気が出ない。
「え、生きる意味。」
という・・・。
体調が悪くなったのもありますが、
一番は「欲求が消えたこと」が
ショックでした。
人間が幸せになるための
いちばん大切なもの。
- 美味しいものを食べたい
- 健康で長生きしたい
- 好きな異性と交わりたい
- 人に愛されたい
- 自分が人を愛したい
- コミュニティに属したい
- 他人に認めらられたい
- 自分を認めたい
- 大切な人を守りたい
- 成長したい
- 人生を楽しみたい
これらを全て奪われました。
大きく体調を崩した僕だから言いますが、
「仕事より人間関係よりまずは自分の体の健康です」
健康を疎かにする代償は大きいです。
しかもぼくらは必ず
なにかやりたいことがある、
欲求があるから
それのために頑張れるんです。
「◯◯のライブに参加するために仕事頑張るぞー!」
という人がいたとして、
その気持ちが消えてしまうんです。
本当に恐ろしい。
なんのために生きてるんだろう・・・
って間違いなくなります。
ぼくは今回の体験を通して
健康であることがどれだけ
素晴らしいかを痛感しました。
今元気に生きていられるなら、
それだけで十分幸せです。
毎日心臓バクバクで
苦しみながら明日を迎えるって
本当に辛いので。
仕事も進まないし遊べもしない。
やりたいことが何もできず、
ただただ時間だけが過ぎていく。
結果的に体調が良くなるとしても、
あの体験はしなくていいなら
二度としたくないです。
特にやりたいことがあるなら
その達成までの時間が
先延ばしにされてしまいますからね。
今自分が若いからと、
自分は大丈夫だからと言って
お菓子や糖質ばかり食べている場合は
本当に要注意。
いつ崩れるかわかんないです。
めんどくささで適当に過ごすより、
日々の積み重ねをして
こういう事態を起こさないことのほうが
圧倒的にコスパ良いです。
1ヶ月って長いですよ。
自分の体は自分で守って、
いつになっても元気に活動できる。
そんな状態であり続けましょう。
「健康=幸せ」
だなと気づけたのが、
今回の僕の学びです。
ぜひあなたも健康自主管理して、
自分が楽しいと思えることに
全力を尽くせるようにしていきましょう(^^)
こんにちは。
栄養腸活コーチとして過敏性腸症候群などの体の不調を改善しているユウマです。
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