ぼくはIBSを改善するために
「プロテインを飲みましょう!」
とよく言っていますが、
注意点があるので今回はそれについて。
それは何かというと、
「ソイプロテインはやめて!」
ということ。
これを知らないまま良かれと思って
プロテインを飲み続けると、
いつまで経ってもIBSのガスが出続けて本当にしんどい思いをすることになります。
プロテインはすごく大事だけど、
選ばないと逆効果になってしまうんです。
またここまで読んで、
「IBSとプロテイン?なぜ?」
と思われた場合は、
IBSはたんぱく質不足によって起こる
ということも合わせて
理解しておいてください。
IBSの改善にソイプロテインがダメな3つの理由
僕はホエイプロテインを推奨していますが、
それに比べてソイプロテインは
絶望的にダメです。笑
ダイエットブームなどで
ソイプロテインは人気ですけどね。
IBSにはびっくりするほど相性悪いです。
その理由がこの3つ。
- 大豆が高FODMAP食品であること
- 植物毒の影響でミネラルの吸収が阻害されること
- 吸収率がホエイに比べて7割ほどしかないこと
1つずつ解説していきますね。
大豆は高FODMAP食品である
もうすでに絶望的なんですが、
大豆は高FODMAP食、
つまり、
お腹にガスを発生させる食品です。
FODMAPというのは、
「発酵性の糖質」
と言われていて、
腸で吸収しづらく、
腸内細菌の餌(発酵)になって
ガスが大量に発生する食べ物のこと。
大豆は発酵性の糖質を含んでいるので、
IBS改善目的でソイプロテインを飲むと、
逆にお腹がパンパンに膨れていくという
悲しいことが起きます。
植物毒の影響でミネラルの吸収が阻害される
これはちょっとマニアックですが、
大豆には植物毒(反栄養素)と呼ばれる
「フィチン酸」
というものが含まれています。
これは何かというと、
植物が自分を外敵から守るためのもので、
多くの野菜や豆類に含まれています。
これを人間が摂るとどうなるかと言うと、
ミネラルの吸収が阻害されます。
IBS関連のミネラルで言うと、
マグネシウムがありますね。
マグネシウムは分かりやすいので言えば、
便秘薬にマグネシウムが使われています。
なので当然腸に関係するミネラル。
筋肉の緊張を緩める効果があるので、
腸の緊張を緩める効果があり、
特にストレスがかかったときの症状に
効果があると思います。
で、ソイプロテインなどの大豆製品を摂ると、
このマグネシウムが吸収されづらくなり
体内で欠乏するんですよね。
そうなると、
普段から便秘や下痢になったり、
ストレスを受けて便秘や下痢に
なりやすくなります。
なので、ソイプロテインに限らず、
フィチン酸が含まれる食べ物は避けて
マグネシウムを積極的に摂りましょう。
吸収率がホエイプロテインに比べて7割ほどしかない
これもかなり致命的ですが、
ホエイプロテインに比べて
体内への吸収率が悪いです。
7割ほどしかありません。
7割ってどういう数字かと言うと、
ホエイプロテインと同じ効果を得るなら、
1.5倍多く飲まないといけない。
ということです。
飲むの大変だし消費量も増えて
無駄にお金もかかって大変です。
IBSを改善目的なら
ホエイプロテイン1択です。
今飲んでいるものを捨ててでもホエイにすべき
これまでの3つの理由から考えると、
「今飲んでるソイプロテインは今すぐ捨ててホエイプロテインを新しく買いましょう」
というのが今回の結論です。
IBSの場合はただ苦しむだけですからね。
もったいない気持ちはわかりますが、
あなたに害のあるモノを無理して摂り続けても
プロテインもあなたも良いことはありません。
ガスが発生しておならが出まくるので、
ホエイに買い替えましょう。
ホエイプロテインなら基本何でもOKです
ぼくは特にプロテインの
指定はしていないので、
好きなプロテインを飲んでください。
ホエイプロテインならOkです。
特にこだわりがない場合は、
ぼくがこちらで紹介している
マイプロテインを
利用してみてもいいと思います。
一言で言うなら、
「とにかく安い」
それだけです。笑
さらにページ内で紹介している
ポイントサイトも活用できるので、
本当にめっちゃ安いです。笑
ぼくは先日友達用に買いましたが、
クーポンやポイント還元を使ったら
半額以下で買えました。笑
そんなレベルなので、
まあ特にこだわりがなければ
使ってみていいと思います。
ちょっと話がそれましたが、
今回はソイプロテインではなく
ホエイプロテイン買いましょうね。
というお話でした。
ありがとうございました!
こんにちは。
栄養腸活コーチとして過敏性腸症候群などの体の不調を改善しているユウマです。
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